翌朝午前5時半、雲海が見られるのでは無いかと期待しつつ外へ出てみると...
良い感じで霧に包まれてます。
午前6時半、少し明るくなってきました。
午前7時半、なんとなく下界が見えてきたような...
午前8時半、おいおいなんかおかしい...
午前9時、青空が顔を出しはじめた。(>_<)
そして9時半、完全に霧が晴れてしまった(T_T)
なんと霧が深すぎてテン場を完全に包み込み雲海の中で霧が晴れるのを見ていることになってしまった。
あと数十メートル標高が高ければ素晴らしい雲海だったことでしょう、残念です(>_<)
まあ自然が相手ですからしょうがありません、次に期待しましょう。
この日は完ソロこの絶景のキャンプ場を独占でした。
ただ夕方までデイキャンプの家族が下のエリアに居たので確認できなかった東屋を確認してみます。
かまどが有ります、きれいとは言いがたいですが、管理人不在の無料キャンプ場ならこんなもんでしょう。
流しは無く水場があるだけ、飲料には向かないようなので、飲み水は準備する必要があります。
トイレも水洗のトイレが完備されてます。
深い霧に包まれただけあって、タープはビショビショですが強い日差しのお陰で完全に乾かせました。
その後撤収。
そのまま帰るのも芸が無いので前から行ってみたかった施設に向かいます。
南九州の海軍基地は鹿屋、出水、宮崎にあるのは以前から知っていましたが、この山の中の人吉近辺に海軍基地があるとはちょっと前まで知りませんでした。
このミュージアムは昨年オープンした新しい施設。
入ってすぐのエリアに置いてあるのは九三型中間練習機(通称赤とんぼ)の複製。
零戦のレプリカは良くありますが赤とんぼのレプリカは珍しい。
これ以外の展示物は鹿屋の航空基地資料館や知覧の平和記念館などに比べれば正直数は少ないです、これはオープンして間もないことですし資料もあまり揃っていないことでしょうしこれから徐々に増えていくことを期待します。
ただ、ここのメインはこれではありません。
ガイドさんに着いて近くの階段を下りていくと。
なにやら防空壕のような穴の入り口へ。
作られたのは戦時中ですからもちろん重機などはありません、ツルハシを使って手掘りで掘られています。
先に進むと海軍の魚雷のレプリカが展示してあります。
ここは戦時中魚雷の調整を行っていた地下施設です。
ガイドの方の説明もおもしろい、戦時中のことを身近に感じられるような分かりやすく丁寧なガイドでした。
ミュージアムの入館料800円はここのガイドツアー込みの料金は安いと感じます。
時間があればオプションの「地下兵舎壕」「地下作戦室・無線室」のガイドも参加してみたいものです。
ここで丁度お昼時、久々に人吉で昼食をとって帰ることに
何年かぶりの丸一蕎麦、一昨年の人吉の水害のあと人吉の繁華街も壊滅状態、以前行った事のある飲食店がいくつも空き地になっていてとても残念です。
ただここの丸一蕎麦、復活してくれてありがたい。
いつものざるそばと
親子蕎麦の味は依然と変わらず。
有名店だけあって行列が出来てはいるのですが、入店客数を絞っていることもありちょっと少ない印象。
人吉を訪れる人が少なくなったのでしょうか?
その後、近くの中川原公園へ
球磨川の中州にあり温泉は近くにいくらでもあるし、繁華街も近く飲食には不自由しない、ロケーションも最高、しかも無料という最高のキャンプサイトだったのだが、水害以来閉鎖されたまま。
人吉の復旧はまだまだだと感じます、一刻も早い復活を祈ります。
と言うことで、その後帰宅。
終わりです。