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安倍首相の暗殺事件が起こりなにやら身近な人が亡くなったような喪失感をずっと感じていた土曜日...
安倍首相の死を悼み家で喪に服すつもりでいたのだが、家にいても鬱々とするばかり。
近親者が亡くなった時には通夜や葬儀などやることが多く時間が早く流れていく感じがしたものだが、今回は家でじっとしていると気が狂いそうになる。
それでとにかくテレビの映らない場所に逃避することに...
ここからは悲しみを抱えつついつものキャンプレポート
向かった場所は、先週から予定していた人吉方面。
熊本県多良木町にある村上精肉店
猪肉・鹿肉などのジビエ肉の有名店
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ここで購入したのはもちろん
猪肉と鹿肉。
食材を揃えると後はこの日のテン場へ
妙見野自然の森展望公園
展望公園の名前に偽りの無い絶景の公園。
人吉盆地がほぼ全て見渡せます。
ただし、この絶景を見ながらキャンプをする為には、この急な斜面かこの横のスロープを使ってキャンプ道具を上げなければなりません。
ヒーヒー良いながら荷物を上げテントを張るとテント越しに見る人吉盆地もまた最高。
芝生のサイトはきれいに手入れされていて、横には展望台や双眼鏡も設置されています。
ただの公園で野宿しているのではなく、ちゃんとしたキャンプ場です。
しかし、素晴らしい展望これだけの景色を見ながらキャンプできる所は滅多に無い、しかも無料である。
設営が終わると杯を捧げます。
今日の夕飯はこれだけ、馬刺し・猪肉・鹿肉
それほど時間も経たないうちにビールがどんどん空いていきます。
最初は馬刺しで、しかし悲しみでなかなか酔わない...
それでもビールから球磨焼酎に移行して日も落ちる頃には相当効いてきて
きれいな夕焼けを見ながら夕食。
ジビエは何の工夫も無く岩塩プレートで焼くだけ、しかし臭みも全く無く旨い！
その後は人吉盆地の夜景を見ながら球磨焼酎は進み、午後10時前には撃沈。
この夜は夜景とアルコールのお陰でなんとか悲しみに耐えることが出来ました。
後編に続く...
果たして雲海を見ることはできたのか...