翌土曜日の朝、佐世保湾にうっすらと靄がかかって幻想的な朝です。
結局この日は完ソロではなく、地元の常連さん2名のグループだけでした。
管理人さんによると休み前は海側のサイトは全部埋まるが、奥の方まで埋まることは無いらしい。
翌日は朝から雨の予報、その為湿度が高いせいかテントの結露も酷い。
来週からおそらく梅雨入り、濡れたままのテントで撤収すると当分乾かせないのでテントを完全に乾かしてから撤収。

この日は生月島、何年かぶりに生月農免(サンセットロード)を目指します。
これは西海橋から見える針生の無線塔、左右に見える海の景色が美しい...
なんだが、この左右に見える海の景色が曲者。
何度も同じような景色が出てくるのでいつの間にか方向感覚が狂ってしまい、どちらに向かっているのか進路をロストしてしまう。
結局この後の高速で佐世保方面に行かなければならないところを長崎方面に入ってしまいだいぶ時間をロス。
また佐世保へ入る高速でも間違って一般道に下りてしまい佐世保市内を彷徨ってさらに時間を無駄に(^_^;)
長崎の道わかりづれ~よ
なんとか佐世保の市街地を抜けこの日の目的地の平戸へ。
平戸に渡るとお決まりの、橋をバックに一枚。
前回は平戸島をぐるっと回ったのだが、今回平戸で寄るのはこの川内峠だけ、10kmにも満たない短い峠道なのだが、阿蘇久住と違い牧草地を抜けるワィンディングと海の景色のコラボが素晴らしい、平戸に来ると外せない。
そして生月島へ、この日は何メートルか横に飛ばされるくらい風が強く気を遣いながら上陸。
ここでも橋をバックに一枚。
お目当ての生月農免ではなく島の東岸の道を使って島の北端の大バエ灯台へ。
そしてこの旅の目的、生月農免道路(サンセットウェイ)
↓
【長崎県の広域農道】生月農免道路(サンセットウェイ)
CMで使われている車もいくつあるのか分からないくらい...
ガードレールが無い、標識が少ない、海と崖とのコントラストが素晴らしい、高い崖が最果て感を醸し出している、景色も素晴らしい、そして何より走って楽しい!
車のCMで使われているのも頷けます。
久々のサンセットウェイを十分堪能した後昼食。
本当なら呼子のイカを昼食にする予定だったのだが、道を間違えたせいでここになってしまった。
大気圏のアゴだしラーメン、11時半の開店と同時に入店できたのだが、すぐに満席になってしまうくらいの人気店。
味も最高です。
ここで時間は丁度正午、明日は朝から雨は確実。
雨に濡れるのを嫌うなら自宅まで帰ろうと思えば問題ありません、
ただ、福岡に住む娘夫婦の所に寄って久々に孫の顔をみる予定だったのでとても悩みました。
そして悩んだ末、福岡に向かうことに(^_^;)
ならば、田平から北松広域農道を使って福岡に向かいます。
↓
この道も走りやすい。
そして途中から海沿いに出て伊万里を抜けて唐津へ。
唐津城を見ようと思い唐津へ寄ったのだが、唐津城の駐車場はバイクの入場禁止。
近くをまわってみてもバイクが停められそうな場所はありません。
バイクにとても不親切な唐津城でした、二度ときてやるもんか...
ちょっとモヤモヤを感じながら虹の松原を抜けて福岡方面へ
しかしこれほど長い松林も珍しい、結構交通量が多いのにもびっくり、バイクを端に寄せなんとか写真を撮ることができました。
そこからは、久々に味わう都市型の渋滞をひたすら我慢して福岡の娘の家に。
福岡名物のとり皮のぐるぐる巻きをリクエストしたところ、ここに連れてきくれました。
この孫の笑顔が見たくて明日の雨を覚悟して福岡に寄ったのである。
一度お取り寄せで取った冷凍物と違ってこれは旨い、福岡県人が10本単位で注文するのが分かるわ。
ということで、翌朝予報通り雨です(T_T)
まあ途中で降られてカッパを着るより、最初からカッパ着てバイクに乗る方が気が楽です(^_^;)
その後はノンストップで帰宅、昼前には帰り着くことが出来ました。
これで、久々の長崎キャンツーは終了。