先週末、寒気のせいで九州地方も平地で雪の予報。
アンモ缶ストーブも完成、スタッドレスタイヤも少し前に換装済み、これはスノーキャンプ、スノードライブ目当てに行かねばならないだろう...
ということでアンモ缶ストーブ実戦投入キャンプ行ってきました。
鹿児島でも山で雪という予報だったのだが、さすがに鹿児島で雪は無いだろうということで北上して県境を越えます。
ケニーロードは冬期通行止めのはずだが、この日はまだ通れるようです。
ここ、昔ガチガチのアイスバーンで多重事故を起こしたトラウマになった場所。
積雪が重なってくると日陰になる為、鏡のようなアイスバーンになるのだ。
トラウマ解消の為にアイスバーンになった時に一度走らねばと思っていたのだが、雪は多少積もってはいるものの問題なく通れます、これではトラウマ解消にはならない(^_^;)
↓
阿蘇五岳も頂上付近は白くなっていますが、平地に積雪はなさそうです。
久住連山も同様。
今日の宿は久住にある久住高原ホテル...
ではなくて このホテルの敷地内にあるキャンプ場、この一二年の間にオープンしたらしい。
このところのキャンプブームでキャンプ場の予約も取りづらくなっている反面、
新しいキャンプ場が続々と開設されているのは、キャンプブームのうれしいメリットの一つです。
ホテルの駐車場下の空き地にオートキャンプサイトが10カ所それに通常のテントサイト。
オートサイトは満杯です、期待していた雪はかすかに残るのみ。
利用料金はオートサイト2100円+温泉500円、近頃のキャンプブームで利用料金5000円以上というとことも増えているのを考えると割とリーズナブルな価格設定です。
薪ストを入れた為、準備時間はいつもの倍以上かかってしまった。
温泉はホテルの温泉としてはまあ普通、ただ炭酸水素塩泉と硫黄泉の二種類の温泉があるのはGoodです。
明朝まで何度も入浴可能なのだが、一度テントに籠もると寒くてホテルの本館まで行きづらいのが難点です。
ホテルからの景色はなかなかのもの、ただしキャンプサイトはここから二段下なので景色は期待できない。
温泉から帰ると早速薪ストに火を入れます。
外気温は氷点下、なかなか暖まりません。
今回のアンモ缶ストーブは薪運用なので広いエリアが料理に利用できるのがうれしい。
自家製厚切りベーコンや作り置きした牛すね肉のシチューなどで食事、食事が終わる頃にはほどほどにテント内の温度も上がっています。
それでも、薪ストーブをテーブルの上に置いたので足下は冷え冷え、なのでワームを補助熱源に。
今回準備した薪は檜の薪4kg、これでだいたい4時間ほど燃えていました、だいたいペレット3kgと同じくらいです。
ただし、アンモ缶ストーブは小型の為、一度に入れられる薪も2~3本ほど、15分から20分ごとに薪を追加しなければいけません、これが結構面倒くさい。
構造上太く長い薪もあまり使えないので、薪運用よりペレット運用の方が私には合っているような気がします。
耐熱ガラスも上から空気が入るように改良したせいかテストの時より煤の曇もりも少ない。
テント内の温度は17℃、もう少し上がって欲しいところですが十分でしょう。
薪を燃やし尽くしたところで就寝。
翌朝
テント内の水が凍っています(^_^;)
朝はペレットでストーブに火を入れます。
ペレットは薪割りが必要ないので便利ですね~
朝食はホットサンド、久々にホットサンドメーカーを本来の用途に使用(笑)
スノーキャンプとまではいきませんが、テントの回りはかすかに雪が積もっていました。
ペレット運用の難点はペレットの燃えかすがドアの近くに固まりすぎること、これはちょっと改良しなければいけません。
この日の温度、テント内が-4℃~17.7℃ もう少し上がって欲しいところです。
テント外が-4.9℃まで下がりました。
投入したペレットが燃え尽きたところで撤収。
そのまま直帰するのももったいないので...
キャンプ場の下見をしながら久住連山を周回。
雪を期待したのだが長者原では雪の気配無し。
牧ノ戸峠でも積雪無し。
それでもきれいな樹氷を楽しむことができました。
その後は寄り道せずに帰宅。
思ったほどの雪にはならなかったものの満足できました...
この日のことをFBに上げたところ、北海道の友人からこんなコメントが入ってました。
南国の人間にとって雪はあこがれに近いものがありますが、雪国人にとってはあこがれでは済まない大変なもんなんでしょうね~
終わりです。