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そろそろ燻製に良いシーズンである。
気温や湿度が高く燻製に向かない時期と言うこともあって、ここ長らく燻製を作っていない。
久々に燻製でもと思っているところに、こんなものを見つけてしまった。
LITHON (ライソン) と言うメーカーのメタルスモーカーというポータブルスモーカー
中身は本体とゴムチューブそれとお試し用のスモークチップ。
ほとんどが金属製で割とずしっとくる、単三電池二本で作動する。
構造はシンプル上部の網の部分にチップを入れてライターで着火、スイッチを入れると網の部分が加熱され内蔵されたファンでゴムチューブの方にスモークを送り出す。
早速これで燻製を作ってみた、初めはカシューナッツとピスタチオ。
ナッツを入れたジップロックの袋にスモークを送り込んでしっかりと袋を閉じてやく15分。
スモークを送り出す時間は２～３分で十分、チップの量もとても少なくて済みます。
少しスモークの時間が短かったか？
追加でもう一回スモークを送り込んだ方が良い感じになりそう。
しかしスモークされたナッツとして十分楽しめる。
次に鰤にトライ
鰤の刺身の柵に塩を振り、キャンプサイトで作ることを想定して冷蔵庫では無く常温で30分ほど放置、その後水分を十分に拭き取ります。
柵の下側にも煙が回るように割り箸の上に置いてスモーク開始。
今回は煙を2回 30分ほどスモーク。
本来なら冷蔵庫でしばらく落ち着かせた方がいいのだが、これもキャンプサイトで作ることを想定してそのままスライスして頂きます。
ちょっと煙臭さがありますが、十分旨い！
完全な冷燻とは言えないのでしょうが、簡単に冷燻もどきが完成しました。
味もしっかりと下ごしらえして作った冷燻には及びませんが、十分納得できる味です。
燻製を野外で作るには、スモーカーや火種などある程度器具が必要となりますがこれなら本体とジップロックの袋一枚だけ、簡単に燻製ぽいものを作るには最適です。
ちゃんとした燻製かと言えばどうかと思いますが...