翌朝、朝から強烈な朝日で目が覚めますw
真夏に海辺のキャンプ場では木陰を考えてテントの位置を決めなければならないのだが、ここはサイト指定なので、朝木陰になる場所にはテントを張れなかった...
なので朝からテントの中は蒸し風呂状態(>_<)
朝食も早々に手早く撤収し二日目のスタートです。
キャンプ場からは野母半島の東岸北上、一車線の狭路と二車線の快走路の繰り返しだが、狭い区間でバスに遭遇すると結構大変です。
峡路を抜けると橘湾を右に見ながら雲仙の小浜温泉へ、二日目最初の温泉は。
小浜温泉脇浜共同浴場、鄙びて良い感じの建家。
昭和の匂いプンプンの脱衣場、地元の人に愛されているようで朝から結構な賑わいです。
青く見えるがお湯が青い訳では無い、お湯は薄く白濁している。
舐めると塩味のする塩化物泉で泉温は結構高い。
湯口には樋が斜めに置かれていて右の湯船に多く源泉が流れ込み熱湯になる、左側の温湯も結構熱く42℃くらいはありそう。
塩湯にありがちなべと付きもあまり無く割と入り心地も良い。
ここも湯冷めしづらい塩化物泉なもので、近くのコンビニで一旦汗を引かせて出発。
小浜からは久々に雲仙に上がってまだ通ったことの無い仁田峠周回道路へ...
行ったのだが周囲は厚い霧の中、仁田峠の景色を見ること適わず雲仙を下りて熊本へ渡ります。
フェリーで熊本外港へ渡りそのまま高速で日奈久まで、そこで二件目の温泉へ。
二件目は日奈久温泉の金波楼、木造三階建ての古くからある旅館の立ち寄り湯。
玄関から見ると廊下が鏡のようにピカピカに磨き上げられている、歴史を感じさせる佇まいです。
中庭も手入れが行き届いて美しい、温泉も期待してしまいます...が!
今年の3月いっぱいで九州八十八湯めぐりの対象施設から外れてしまいスタンプゲットとはならず(>_<)
それでもせっかくなので入らせてもらうことに。
浴室までの廊下も脱衣場も古風な純和風旅館という感じでセンス良くまとまってます。
内湯も湯船が檜張りで雰囲気は良い。
古い旅館の建家と整備された庭を見ながらの露天。
入り心地はまあまあ、それほど特筆すべきようなものはないが雰囲気が良いのでGoodです。
ただ気になったのは。
お湯が掛け流しでは無く循環であること、加水加温はまだ許せますが循環はちょっと?
八十八湯の対象施設から外れたのはこのせいかもしれない。
それでも以前から一度は来てみたかった旅館なのでがっかりはしていません。
その後、芦北から球磨川の南岸を通って人吉方面へ。
球磨川沿いを走るなら国道219号を使うより多少狭くて時間がかかるが県道15号を使った方がお薦め、この日はラフティングには最高の天気でしょう。
県道15号を使うなら巨根が目印の柴立姫神社。
手水舎の立派な蛇口もお約束(^_^;)
球磨川最大のストッパー二俣の瀬、長雨の後で水量がすごい、これだけ水量があると迫力はあるが難易度は逆に下がってしまって面白くないと言えば面白くない。
長いこと川下ってないので久々に下りたくなってしまった。
で、幕営地はいつもの中川原公園。
年に何度かはここに来ないと落ち着かないが...
公園の真ん中にはなにやらイベントか?
BBQやらでっかいスピーカーやら準備されてます、なんか昨年の悪夢を思い出させます。(^_^;)
しかし今更どうしようも無いので、温泉と食事へ
温泉は、いつもの新温泉
人吉で幕を張るとその内半分くらいはここへ来ている、八十八湯の対象施設にもなっています。
38~39℃くらいの温湯でじっくりと汗を流します。
テントサイトまで歩いて帰れるので昨日今日の6カ所の温泉の中で唯一さっぱりと汗を流せた温泉(^_^;)
食事は以前 新温泉の近くにありいつの間にか無くなっていたと思っていた、鉄板焼きの「いもたこなんきん」閉店したのでなく移転しただけのようでラッキーでした。
一人で乾杯!
鉄板焼きをいくつか頼んで
お好み焼きで腹一杯、サイトへ帰ります。
中川原公園へ帰るとそこは去年と同じ混沌とした世界...
どうしようも無いのでテントに潜り込みますが、午後9時過ぎるときっちりと撤収され案外と静かになりました。
去年のように夜の夏フェスに突入したらどうしようかと思ったぜ(^_^;)
三日目に続く。