梅雨明けして初めての連休、ムルティでは4月以来のキャンツーに出掛けてきました。
行き先は当初、蒜山・大山方面か四国を考えていたのだが、いずれも豪雨の影響も有りそうなのでやむなく九州管内に変更、九州八十八湯めぐりの対象施設を回ります。
初日の目的地は長崎方面。
今回は西日本高速の周遊パスを使うため、いつもの人吉経由では無く西九州道経由で北上、途中片側一車線の高速道路を時速40kmで走り続けているバカヤローのせいで無茶苦茶時間がかかってしまった。
温泉はこの楼門の奥に七カ所まとまっています。、八十八湯めぐり対象施設はその中の元湯。
親切にもいくつかの温泉の湯温が表示されている、ぬる湯で42℃とはちょっと高めのような気が...
古くからの温泉らしいが、建物自体はそれほど古くはない、古くは無いがレトロ調でなかなか雰囲気が良い。
気温が高く体が暑さに慣れているせいかぬる湯好きの私でもそれほど熱くは感じない。
泉質はアルカリ性でヌルヌル感のあるお湯、なかなかに気持ち良い、これで料金400円なら大満足。
この日は3カ所回る予定なので早々に切り上げて次の温泉へ。
次は日本三大美肌の湯と言われている嬉野温泉(後の二つは島根県の斐乃上温泉と栃木県の喜連川温泉)ちょっと期待しちゃいます。
60近いジジィが美肌の湯とは笑ってしまいますが...
嬉野温泉の対象施設から選んだのは、旅館嬉泉館。
本格的な和風旅館というわけでは無く温泉地にありがちなこぢんまりとした温泉旅館の立ち寄り湯です。
アルカリ性の温泉だけあってヌルヌル感は結構あります、先ほどの武雄温泉と同じような感じ。
美肌効果のあるメタケイ酸は、101mg/kgなので少ない訳では無いが、それほど多いという訳でも無い...
お湯は湯口が閉められていて蛇口からちょろちょろと注がれている、確か自家源泉のはずなんだが?
湯口からドバドバと注がれているお湯を見ながら浸かるのも楽しみの一つなんですけど。
入り心地も悪くはないが三大美肌というにはどうでしょ?
これで入浴料金600円はちょっと高めに感じます。
この温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素・塩化物泉、舐めるとかすかに塩味のする塩化物泉なので湯冷めしづらい...
気温30℃越えの真夏にバイクで来るにはちょっと厳しかった、バイクにまたがって走り出してもなかなか汗が引かない(^_^;)
本来このキャンツー、秋~春に計画していたのを前倒ししたもの...
この時点で少し後悔し始めました、とは言え来ちまったものしょうがないので先へ。
高速に上がって長崎に向かいます、大村湾が見え暑いながらもなかなな爽快です。
長崎市内に入りしばらく混雑した市街地を抜けると野母半島の西岸へ
軽快なシーサイドラインからは、軍艦島がはっきりと見えています。
そして本日最後の温泉、「野母崎炭酸温泉 Alega軍艦島」八十八湯対象施設の中で唯一名称に炭酸温泉と入っている。
アワシュワ温泉マニアの私としてはこの施設は外せない。
名前の通り浴室からは軍艦島が見えています、Alega軍艦島?あれが軍艦島か...
お湯は見ての通り茶褐色に濁っています、加温された大きな湯船と源泉が注がれている小さな湯船。
期待して源泉の湯船に体を沈めると...
お湯の中に泡がたってはいるようだが、体に泡付きは認められない、おそらく泡付きがあっても濁っていて見えない(>_<)
浸かった感じは肌にチリチリと刺激のある炭酸泉の入り心地そのものなだが泡付きは感じない。
成分表によると炭酸ガス成分は1000mgを越えているようなので泡付きがあってもおかしくはないのだが...
泉温は32℃のはずだが浸かってみると32℃にしては妙に温かい、もしかしたら多少加温されているのかもしれない?
炭酸泉というと体についた泡を手で拭って泡がシュワシュワと上がってくるのが楽しみなのだが、ちょっと期待外れでした。
ということで初日の予定を全てクリアして幕営地へ
この日の幕営地は、川原大池公園キャンプ場。
↓
https://www.hatinosu.net/camp/archives/76/
無料のキャンプ場ですが、利用前にFAXで利用申請を出し、許可証をFAXで受け取ってから幕営OKという手順が必要。
公営の施設にありがちですがメールとか電話とかもう少し簡略化できないものでしょうか?
とは言っても無料で利用できるのは大歓迎、8区画しかなくトイレや水場まで離れてはいますが、日陰も多くなかなか良いところです。
今回は焚き火台を持ってこなかったので、カーバイトランプの揺れる炎を楽しみながら就寝。
二日目に続く