久々の更新です(^^;)
定期的に巡回しているキャンツーライダーのお助けサイト「はちの巣」を見ていると、地元に気になる施設を発見!
はちの巣のゲストハウスに分類されていますが、キャンプも可能。
リンクをたどってその施設のHPを見てみると、お洒落なカフェだけでなくバイク好きの琴線にもろに触れるような予感が...
HPを見ていてもたってもいられず、お盆前に偵察がてら出掛けてきました。
近いので一時間もかからず到着。
手前の建物がカフェ、奥のトレーラーハウスがゲストハウスやキャンプの受付です。
ムルティを駐めているのが、屋根付きのバイク専用パーキング。
音を聞いて早速オーナーさんが飛び出して来てくれました、気さくでとても話しやすいオーナーさんです、とりあえず受付をしてキャンプの準備へ。
トレーラーハウスの横にログハウスと炊事棟、その奥がオーナーさんのガレージになっています。
奥の芝生のサイトがキャンプエリア、広さはテントを10張り張れるかどうか?
ですがこぢんまりとしてとてもきれい、いきなり自分のストライクゾーンど真ん中にはまっているサイトです。
今回の目的の一つはこの新幕のデビューのためのキャンプ。
そして私がこの施設初めてのテント泊の客だそうです。
なかなかうまい具合に張れました。
テントの準備が終わりガレージを見せてもらいますが、その前にコモンルーム(炊事棟)の説明。
コモンルームはクーラー付でテレビ・洗濯機・乾燥機・電子レンジ・トースター・冷蔵庫・流し・鍋釜・調理道具一式さらには製氷機やかき氷メーカー?までww
ゲストハウスというよりライダーハウスに近い、それもここまで設備の充実した所はあまりないのではないか?
内装もオーナーさんの手作りと言うことだが、全てがセンス良くまとまっていてチープな感じが全くしない、素晴らしいの一言!
気になる料金は、カフェもあるので食事付きもOK、今回は初めてだったので二食付きをお願いしましたが、二食で2000円、テント泊が1000円の計3000円という驚きの安さ、テント・マット・シュラフさえあれば他には何もいらない、素晴らしい!
そして楽しみにしていたガレージを見せてもらいます。
扉を開けると目の前にピカピカのCB750K1がドーン。
その奥には懐かしのバモスホンダ!
今の保安基準では絶対に作れない特徴的なスタイル前から好きでした、今でも現役で走っているそうです。
その先に鎮座しているのは...
CB72のスクランブラータイプであるCL72(CL77)、昔からこのエンジンの造形が大好きで個人的に全てのエンジンの中で一番美しいと思っている。
エンジン音も聞かせてもらいましたが、CB72より甲高くて特徴的です。
さらに
カブ・リトルホンダ・モンキー等の小排気量車
そうここのオーナーは大のホンダファンなのです、同じホンダファンとして(ドカに乗ってるが...)びんびん響いてきます。
アラジンストーブも好きということで話も合いそうです。
ガレージなので多くの工具類・タイヤチェンジャー・さらにサンドブラスター、そして驚くことに旋盤まで設置されてます。
個人の趣味を越えてる!
バイクはもちろん車のレストアも手がけていて、今は知り合いの古い英国車をレストア中だとか。
このあたりは詳しくないのだがパンサーとかいう車らしい。
↓追記へ続く
このあたりで、話はさらに続きそうだったのだが、続きは後からにしてもらって汗を流すために温泉へ。
もちろんシャワー設備も完備しているのだが、少し走ると温泉はいくらでもある。
今回はキャンプ場のの混み具合の偵察もかねて国民休養地へ。
お盆休みの為、8割程度の混み具合ファミリーキャンパーがほとんどで大型テントとタープで一サイトの専有面積が大きく少し窮屈な感じです、夏休みや連休の時期に来るキャンプ場ではない(^^;)
温泉もそれなりに混雑していたものの適当に汗を流してCocoGaregeへ戻ります。
サイトへ戻って一息ついていると、オーナーさんがかき氷を差し入れしてくれました、テントの設営中には冷たいミネラルウォーターも差し入れしてもらったし心遣いに感謝です。
今回は食事付きなのでな〜んにもしなくて良い!
ただただのんびりしてビールを飲むだけ、こんな邪道なキャンプでいいのだろうか...
そして午後7時夕食の時間、カフェへ移動して食事です。
カフェと言うだけあってカフェの中も素敵です、大きな薪ストーブの存在感が良い感じ。
しかし、女性向けのキャピキャピした感じは全くない、インテリアや小物類もバイクや車のパーツがセンス良くちりばめられていて気持ち良い、どこか阿蘇内牧のヒバリカフェを思い出させる。
テーブルの中にはDUCATI 900SSなどに使われていたデロルトのキャブレター、自分も900SSに乗っていたので懐かしい。
夕食はスープと1プレート、この日はスペアリブなど。
美味しくて一気に食べてしまいました、まあカフェだけあって男性には少し量が足らないかもしれません、まあその場合は食材を持ち込んでコモンルームで調理したりできるので大丈夫。
それと、このカフェ、アルコール類は全く置いてありません、必要なら自分で用意する必要があります。
食後、少しオーナーと話をしましたがお忙しそうだったので、自分のテントへ帰って飲み直し。
のはずが、この晩はたまたま羽蟻が大量発生ランタンの回りに集まってきて、飲むどころではありません、焼酎を抱えてコモンルームへ緊急避難。
ゲストハウスへ泊まっていたグループが先に入っていたのでTVがついていたが、そのグループも自室に帰って、コモンルームを独り占め、テレビを消しクーラーの効いた部屋で飲む、何という邪道なキャンプ!
焚き火ができないので落ち着かないw
見回すと、漫画が何冊か置いてあります、ふと手に取ってみると...
なんとGT roman!
80〜90年代のエンスー漫画、懐かしい!
クーラーの効いた部屋で漫画を見ながら飲むキャンプ、邪道です!
キャンプ場で飲む焼酎は溶けかかった氷で飲むロックか、飲むたんびに沸かす必要なあるお湯割りと決まっています、それが製氷機があるので冷たいロックの焼酎がいつでも飲める、邪道です!
でもとても心地良い!
とか昔に思い出に浸っていると、オーナーさんが再登場、ここから二時間あまり二人でバイクのこと、車のこと、キャンプの事、キャンプ道具のこと、温泉のことひたすら話が続きます。
そしてあっという間に二時間以上が経過、名残惜しいのですがこのあたりで就寝。
ある物全てが私のストライクゾーンにきっちりとはまったキャンプ場、還暦近くなってこんなウキウキした気分になったのは久々。
Coco Cafe・Coco Garage・ここでキャンプ 最高!
続く