南へ! 久々の島旅

金曜日、週末何をするか決めかねていたところ、ふと思い立って久々に島旅へ!

土曜日朝8時半鹿児島港三島行きフェリーターミナル
P9120005.jpg
長距離フェリーと言うほどもないのだが、外洋に出るだけでちょっと心が躍りますw

IMG_1938.jpg
開聞岳を見ながらいよいよ外海へ

DSC_0015_20150915151952a00.jpg
眠っている間に船は最初の寄港地、竹島を出て既に硫黄島へ向かっていましたw

そして今回の目的地、硫黄島
IMG_1940.jpg

聞いてはいましたが、港付近海の色は真っ赤!
火山の成分が海水と反応して赤くなっている、ただ表面だけで赤い色のすぐ下は透明な色をしているそうな...
DSC_0030_20150915152227fe3.jpg

上陸!
P9120009.jpg

先ず、今日のねぐらを確保するために、村の総合開発センターへ
P9120019.jpg

声をかけても返事がありません、たぶん港へ行っているのでしょうか?
P9120010.jpg
外にある俊寛の銅像前で写真を撮って、先に島内を回ることにします。

先ず向かったのは、恋人岬。
IMG_1941.jpg
断崖から見下ろす海の色のコントラストが素晴らしい。

DSC_0042_20150915153459b32.jpg
目の前を乗ってきたフェリーが黒島へ向かっていきます。

P9120012.jpg
ここが恋人岬、おやじひとりで来ても名前に何の感動も感じませんが...
景色は最高です。

その後、硫黄島の西側を回って一旦キャンプ場へ帰り、受付をしてテントの設営。
P9120021.jpg
恋人岬へ向かう断崖絶壁のすぐ下に有り、芝生のサイト、炊事棟はなんとか使える状態で水もOK、トイレは近くのプールのトイレが使用可能で料金は無料!
決して整備されているとは言えないが、風や日差しを遮る木々もあり、なかなか快適なサイトです。

テントを準備したところで再び、島内を巡ります。
小学校の近くに、なにやら案内板が、ちょっと行ってみましょう。
P9120018.jpg
安徳天皇の墓
案内板によると壇ノ浦の合戦で入水したと言われる安徳天皇が、実は生きていてここで生涯を閉じたという伝説。
各地によくある伝承ですな。

実は硫黄島にはもう一個所キャンプ場がある。
冒険ランドと行って、鹿児島県の施設で先程テントを張ったキャンプ場よりよっぽどきれいで整備されている。
P9120027.jpg
基本的に小中学生の為の施設のようで、きれいなバンガローも整備されている。
ソロのキャンパーでも使えるようだが、事前に許可が必須ということでした。

次は、俊寛堂
平家討伐の密議がバレてここへ島流しになったと言う俊寛が住んでいたといわれるお堂を想像して復元したもの。
P9120032.jpg
村道から苔に覆われた小道を数百メートル、苔の道がなかなか雰囲気が良い。

P9120031.jpg
港から結構離れているので、本当にここを住居にしていたのかとも思いますが、寓居という雰囲気は伝わります。

次いで向かったのは島の北側にある坂本温泉
P9120033.jpg

海中温泉で、海中からコンコンとお湯が湧き上がっているのが見えます。
ただ温度が問題で入れる湯温になるのにタイミングが必要、満潮時は温いし干潮だと熱すぎ。
P9120034.jpg
この時入って入れないことはなかったのだが、石積みの堤防で展望は良くないし、ちょっと海苔やゴミがあったりして今回はパス。

ちなみに硫黄島 島内に5個所の温泉が有ります。
①坂本温泉、ここ。昔島内の人はほとんどこの温泉に浸かりに来ていたそうな。
②大谷(ウータン)温泉、坂本温泉に行く途中海岸へ下りたところにある、
 干潮の時尚且つ自分でスコップで浜を掘って湯船を作る必要あり。
③穴の浜(ケツノハマ)温泉、断崖絶壁の下にある、ここも干潮時のみ入れるそうだが結構ワイルドな所にあります。
④東温泉、今回の旅の目的の露天風呂!
⑤開発センター内にある温泉、週三日時間限定でオープンする。
ぜ~んぶ只、無料です。

次は島の最北端 平家城跡由来は不明、開聞岳、佐多岬など県本土がきれいに見渡せます。
P9120037.jpg
この写真で打ち寄せる海の一番右側のあたりに穴之浜温泉があるそうです、なかなかハードルが高そうw

P9120038.jpg
中村勘三郎(だったっけ?)が演じた俊寛の像がここにも。

その後、孔雀と競争しながら今回の旅の目的地へ向かいます。
P9120026.jpg
この島至る所に孔雀がいます、以前あったリゾートホテルで飼われていた孔雀が野生化したのだとか。

いよいよ目的の東温泉へ

さて目的の東温泉、以前から雑誌や何やらで紹介されていて、是非とも行ってみたいと思っていた温泉。
わざわざここまで来る甲斐があるのでしょうか?

道を突き当たるとそれらしい岩場が...
P9120039.jpg
ありました!

湯船の上には石積みの更衣スペースが。
P9120040.jpg
まあ人もいないしわざわざここ使うほどもないけど...

海側に目を向けると
IMG_1943.jpg
雲が多いですが屋久島の稜線が見えます、ちょっと右側には口永良部島、海の色は温泉の成分が流れ出しているのか、薄い緑色、青い海の色のとコントラストが見事です。

P9120041.jpg
湯船は三つ、当然一番上側が熱い、これには入れません。
二番目の一番大きな湯船も結構熱め、熱いお湯が好きな方は大丈夫でしょう。

P9120042.jpg
私は当然、一番下。

P9120045.jpg
う~ん、なんとも言えません!
これまで露天の温泉も数え切れないくらい入ってきましたが、これ以上の露天は無い!
断言できます、今まで入った中で最高の温泉である。

屋久島の平中海中温泉も良いのだけれど、ワイルドさではこちらには適わない。
ここまで来た甲斐がありました。

P9120047.jpg

泉質は強酸性、舐めてみると塩辛いとか酸っぱいとかでは表現できない、例えればクエン酸を舐めているみたい。
当然、金属を腐食させるので眼鏡や時計、カメラをお湯に浸けるのは厳禁。

顔を洗って目に入るとひりひりします、体に傷があっても同様。
ただ10日ほど治らなかった湿疹が次の日には治っていたのにはびっくりです。

帰ってから調べてみると、高酸性で有名な山形の蔵王温泉よりも酸性度は高い!
日本でも有数の強酸性の温泉です。

一時間ほどゆっくりして、サイトへ戻ります。
この東温泉 強酸性のため石鹸が使えません、その為髪や体が洗えない。
なのでキャンプ場の隣にある開発センター内の温泉へ

P9120049.jpg
さすがに施設内の温泉なので有料だろうと思い聞いてみると、無料とのことww
この温泉 浸かって体を触るとキュッキュッと音がするような感覚、なかなかの泉質です。
これで無料は信じられない!

風呂から上がって近くの商店でビールを入手、コンビニなんてありません小さなお店が二つ、
飲料と多少の食料が手に入る程度、食堂やレストランも無いので鹿児島市内で食料は準備しておいた方が無難でしょう。

そのお店の前のガジュマルの木の下でプシュっと!
堪りません。
P9120050.jpg

急遽思い立って島に来たので、準備していた食料はこれくらい。
まあカップ麺でもかまわないのですが...
P9120053.jpg

孔雀と波の音を聞きながらビールと焼酎をグビグビ!
ふと空を見上げると、満天の星!

星なんか撮るつもりもなかったので、三脚を持ってきておらず、カメラを地べたに置いて
七転八倒しながら小一時間格闘しながら撮れた写真が....

DSC_0076_003.jpg
恋人岬に天の川 ガラにもなくロマンチックな気分に...(^^;)
まるで星がこぼれ落ちそうなくらい溢れておりました。

今回はカメラと格闘したせいか、何時ものように撃沈...とはならず

翌朝、鶏ではなく孔雀の声で目を覚ましそそくさと撤収。
昨日行けなかった硫黄山展望所へ向かいますが...
P9130054.jpg
途中で通行止め、道も酷く荒れていたのでそのせいかもしれません、残念ですが引き返して、
再度東温泉に。

DSC_0079.jpg
同じ県内とは言えそう頻繁に来れるところではない、二度入っても入り過ぎと言うことはない。

それから港に向かっても出航には余裕の時間。
フェリーが入る度に島の若者が演奏してくれるジャンベの音楽を聴きながら時間を潰す。
P9130055.jpg

なんでもアフリカの有名なジャンベ(太鼓)の奏者がこの島を訪れてから、この島にジャンベが根付いたらしい。
一度聞くとなんとなく耳に残る心地よい調べです。

動画にしてありますので、もし良かったら聞いて見て下さい、およそ3分程度。



そうこうしているうちに船も入り、ジャンベの音色に送られながら出航。
P9130061.jpg

P9130063.jpg
昨夜 天の川がかかった岬橋

P9130064.jpg
海から見る東温泉
一泊の短い滞在でしたが、十分楽しめました

船内でひとしきり睡眠を取って外に出れば
P9130065.jpg
開聞岳の秀麗な姿、さらに。

P9130066.jpg
桜島も徐々に大きくなり。

P9130068.jpg
見慣れた何時もの形になったところで入港。

P9120008.jpg
なかなか充実した二日間でした。

終わり
ブログ村 カブグループにも登録してみました、ポチよろしくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ カブ系へ にほんブログ村 バイクブログ キャンプツーリングへ にほんブログ村 バイクブログ ドゥカティへ にほんブログ村 バイクブログへ
テーマ: ツーリング | ジャンル: 車・バイク
シルバーウィーク 最南端バイクミーティング編 | Home | 開聞岳に天の川

コメント

素晴らしいです!!
3回読み直してしまいました。
ganmodokiさんのカブ紀行は、なんだか僕の琴線を刺激するのです。

薩摩硫黄島。
瀬戸内の島と違って、刺激に満ちてますね。
絶対行くぞ!リストに追加しました(笑)
素晴らしい記事、ありがとうございました。

2015/09/15 (Tue) 21:12 | ぐぅだら #- | URL | 編集

最初硫黄島って、あの激戦地かと思ったら
鹿児島にもあるんですね。

ソテツに囲まれたキャンプ場といい、
孔雀が野生化してるといい、
俊寛堂といいなんともエキゾチックな島ですね。

俊寛って調べてみると、そういえば
平家物語で鬼界ヶ島に流された一件が
あったなあ、と。人形劇の知識ですが(^^;

面白い島ですね。

2015/09/15 (Tue) 23:38 | mikkie #jzoRvsuU | URL | 編集

こりゃ凄いですね!
バイクでは、屋久島・種子島行きましたが硫黄島メチャクチャ行きたい!!
ってか、温泉入りたくなります
改めてマップル眺めると、行ってみたい島が沢山だなぁ~

2015/09/16 (Wed) 00:01 | kiyomako #0FtB7ubA | URL | 編集

その昔,椎名誠さんが東温泉の岩場にテントを張って長逗留?している写真をみたことがありますが,今でもできるのかなぁ?(苦笑)。

週末に思い立って行ける!というところが非常にうらやましいです。次はぜひトカラ巡りへ!

2015/09/16 (Wed) 01:31 | ファイヤー #QuxAfz1s | URL | 編集
Re: タイトルなし

ぐぅだらさん

ありがとうございます。
でもちょっと褒めすぎです。
ぐぅさんの記事と写真も同じですよ~

硫黄島行くときには連絡して下さい、前日にはうちに泊まってもらえれば楽ですよ~
時間が許せば一緒に行きましょう、今度は穴の浜温泉だ!

2015/09/16 (Wed) 15:02 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

mikkieさん

私は地元なので小笠原の硫黄島が??っていう感じでしたw
昔は鬼界ヶ島と言ってたらしいです、私も昔平家物語で読んだ記憶があります。

奄美大島や屋久島もそうなんですが、南の島は何というかむせかえる生命力に溢れている感じで
九州本土や瀬戸内の島々とは雰囲気が違い、それがまたたまらない魅力です。

是非一度足を延ばして下さい。

2015/09/16 (Wed) 15:06 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

kiyomakoさん

東温泉、こんな温泉はさすがに温泉県でも無いでしょ( ̄^ ̄) エッヘン
ちなみに混浴です(可能性は天ヶ瀬と違って0に近いですけど...)
何日か休みが取れたら人吉あたりを含めて計画してみてはどうでしょ?

いつでもお付き合いしますよ~

2015/09/16 (Wed) 15:12 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

ファイヤーさん

そういえばテントを張れるようなスペースがあったような気がします。
でもあそこでキャンプする気にはなれませんね~
椎名さんなら分からないでも無いけど...

まあ南の端なので、ほとんど北上ばかり、南に行くには島しか有りませんからね~
トカラも面白そうですが、その前に甑島狙ってます。

2015/09/16 (Wed) 15:16 | ganmodoki #- | URL | 編集

これは素晴らしい島ですね。ワイルドでダイナミックな景色。温泉も野趣あふれて素晴らしい。

小さい島だから走りは楽しめないかもしれないけど、一度行ってみる価値がありそうです。硫黄島と屋久島、行ってみたいですねー

2015/09/16 (Wed) 19:28 | ぷんと #- | URL | 編集

ganmodoki さん、おはようございます。 初めてコメントさせていただきます。

ganmodokiさんのブログ、楽しく拝見させていただいてますがいつも読み逃げばかりで申し訳ありません。
今回の硫黄島リポート、大変興味深く読ませていただきました。
昔々、中村勘三郎氏が勘九郎と称していた時代、硫黄島で俊寛公演を開催したことがありました。そのときお仕事で参加し東温泉も利用したことがありました。温泉で顔を洗い温泉水が目に入り偉い目に遭ったことを覚えております。
ganmodokiさんがおっしゃるように三島村、トカラ列島、甑島と鹿児島には興味深い島がたくさんあります。しかし年金暮らしの今の自分ではハードルが高いところばかりです。せめてもの慰めに、ganmodokiさんのリポートを拝見して溜飲を下げているところです。
次の甑島リポートも首をなが~~くしてお待ちしております。

2015/09/17 (Thu) 09:24 | moumoushp #- | URL | 編集

すばらしい、温泉巡りミニツーリングでしたね。
一晩中、星空を眺めても飽きが来なかったのではないかと思います。きれいですね星が。そして、こんな小さな島の若い人達が歓送迎してくれるのはありがたいですね。

2015/09/17 (Thu) 12:05 | グッチかわはら #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

ぷんとさん

おっしゃるとおりです、あの島にいるというだけでなんというか心地良いのです。
観光名所みたいなスポットが沢山有る訳でも無いのですが、島のどこにいてもウキウキするそんな感じですw

道も狭く大きなバイクではもてあましそうです、原付くらいでも十分楽しめます、
鹿児島市内で原付をレンタルして行くのも一つの方法かも?

一緒に二島楽しむには、硫黄島から屋久島へ直接渡ることが出来れば良いんですけどね~
一度鹿児島市内に戻らなければならないのがネックかも?

2015/09/17 (Thu) 15:35 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

moumoushpさん

ブログ訪問そしてコメントありがとうございます。

島で歌舞伎の上演があったことは何かで聞いていたのですが、役者さんの名前までは知らなくて...
あまり興味がないもので(^_^;)
でも平家物語の中でも見せ場の一つでしょうし、少し興味が湧いてきました。

島旅もいろいろと言ってみたいのですが、なにせ島が多いですからね~
甑島ですが、藺牟田の瀬戸大橋が完成するまで待つか完成前に行くか迷っているところです。
行くのなら三島一緒に回りたいと思っているですが...

それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2015/09/17 (Thu) 15:41 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

グッチかわはらさん

ありがとうございます。
小さな島ですが、楽しい島旅でした、また訪れようと強く思います。

ジャンベの演奏ですが、地元の若者なのか移住してきたのか、聞きそびれてしまいました。
話をすると標準語だったのでもしかしたら移住した若者なのかもしれません。

まあ、熱心にに太鼓を叩き踊る彼らは楽しそうでした。

2015/09/17 (Thu) 15:45 | ganmodoki #- | URL | 編集

感動しました
特に週末には、ブログサーフィンで方々フラフラしていますが、ここまでズキュンと来るレポート、写真そして温泉!うーーん、凄い!
屋久島も種子島も奄美大島も未だ行ったこともありません(行ってみたいのです)が、こんな魅力的な島があったのですね
強烈な引力を感じてなりません(^^;
カフェカブで、もっと詳しいお話を聞かせて下さい

やっぱり(*^_^*)我が4男坊には、進学先は鹿児島県を勧めようと思います

2015/09/19 (Sat) 04:41 | ララヒッパ #- | URL | 編集

素晴らしいです。素晴らしいです。
綺麗な写真に癒されました。

星に手が届きそうな写真、感動しました。

文章も写真もメッチヤお上手なんで憧れます。

2015/09/19 (Sat) 05:26 | うえひろ #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

ララヒッパさん

熊本ではいろいろとありがとうございました。

硫黄島にも是非カブで行きましょう。

2015/09/24 (Thu) 16:39 | ganmodoki #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

うえひろさん

リプライ遅れて申し訳ありませんでした。

お褒め頂きありがとうございます。

天の川の写真を撮ろうと思ってまだ日が浅いのでいろいろと不満はあるのですが、
南の島で条件が良かったのが幸いしたのかもしれません。
まあビギナーズラックなのかもしれませんが...



2015/09/24 (Thu) 16:42 | ganmodoki #- | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する