北海道在住の友人がスケジュールを立ててくれた。
鹿児島から北海道は直行便がなく、どこかで乗り継ぎをしなければならない、当然運賃もそれなりにかかる訳で
早い時期に早割でチケットを押さえておいたのだが...
一人一人とキャンセルのメールが入り、そのうち参加者は北海道在住の友人と私だけに(^_^;)
その時点での飛行機のキャンセル料は運賃の50%ww
今回は相方も同行の予定だったので、全部で8区間!キャンセル料だけで5万円以上!
と言う訳で北海道へ行ってきました。
出発当日、朝6時半には家を出て、札幌のホテルに着いたのは午後4時前。
何年か前までは札幌<>鹿児島直行便がいたんだけど...さすがにこの移動はつらい。
なんやかんやで次の日、今回の旅行のメインイベント
積丹半島ツーリングへ
当然自分のバイクでは行けないので

今回はこちらのバイク屋でレンタル
B-STRICT→http://www.rental819.com/area/shopinfo.php?tenpoid=02201&area=1
何カ所かバイクをレンタルしてくれるところはあるのだが、朝8時からレンタルしてくれるのはここだけ、
それ以外は午前10時から、この2時間は以外に大きい。
レンタルしたバイクは

カワサキのバルカン900、久々のというか初めてのアメリカン!
今回は久々のダンデムなのでとにかく足付きを重視してこれにしました、(本当はハーレーにしたかったのだが、でかいFLクラス以外は全てシングルシートだった)
一旦友人宅へ向かって、そこからスタート

友人のバイクはこれ、883のスポスタ
その後、高速で小樽へ

この時点で気温は30°3シーズンのジャケットにインナー、薄手のダウンジャケットを準備していたのがアホみたい。
夏休み初の休みしかも連休とあって小樽界隈は大混雑、ちょっとだけ休憩して余市へ
しかし、混雑していたのは小樽市街地だけでは無かった、連休、工事、夏祭り、絶好の行楽日和が重なり小樽から積丹半島に向かう道路は大混雑、バルカンの耕運機のような幅広のハンドルがなかなか路肩の走行を許してくれません。
さすがにギブアップしようかと思っていたところで、余市で友人が案内してくれたのは南保留太郎商店。
私が燻製を作っているのを知って案内してくれた。

駐車場にバイクを駐めただけで燻製の良い香りが漂ってきます。
扱っている燻製は

蟹

鮭やニシンなどの魚

トウキビ、カボチャ、にんじんなどの野菜類

タコ、イカ、貝、その他いろいろ
いくつか買い込んで、その場で蟹を頂きます。

甲羅を通して燻すので、茹でた蟹肉や蟹味噌にほのかに香りがついてとてもうまい。
私がやると、じっくり中まで燻してしまい、固くなる傾向があるので今度は軽く燻して作ってみよう。
しっかり完食

のつもりだったのだが、なんか食い散らかしている感じ

友人を見るとさすがに北海道人は蟹を食べ慣れているせいか、とてもきれいに完食!
南保留太郎商店→http://www1.ocn.ne.jp/~nanpo/
なかなか、いやとてもお薦めです。

店の前は青い空と青い海、沖縄の海と空と違うと感じるのは気のせいか?
そこからは積丹半島を一周しますが、相変わらず交通量は多め、それでも少しづつ渋滞も解消し、
友人お薦めの昼食、これが今回の目的といっても過言では無い。
↓後半へ続く

みはらしとかいう旅館兼食堂、場所は....わからん、まあ国道229号の余市と積丹岬の間(^_^;)
何がお薦めかというと

うに丼!
九州では滅多にというかほとんど目にすることの無い馬糞雲丹の丼なのである!
しかもそのお値段、6100円!地元でもこれだけのお値段がするらしいww
しかし、さすがに6100円の丼を注文するのには勇気が必要である。
で注文したのは

ド~ン 生ウニ二色丼、これでも4300円w
5分もかからず完食!ごちそうさまでした。
これからこんな丼食べることはあまり無いと思う、今まで食べてきた海鮮丼は何だったのか...
ここからはほぼ渋滞も解消し、素晴らしい海岸線で積丹岬を目指す。

積丹岬の駐車場から狭く低く暗いトンネルを通って見えてきたのは

北の海は暗いという先入観を覆すほどの透き通ったエメラルドブルーの海

シャコタンブルーと呼ばれているらしいが大げさでは無い。
海岸まで降りられるようだが、結構な急斜面のため断念して、神威岬へ

駐車場から、小道を上がっていくと

この先に神威岬、さらにここから20分以上かかるらしいのでここで断念(^_^;)

岬から見える海のシャコタンブルーらしいのだが、途中からでも結構良い景色。

そこからは美しい海岸線を通って帰路に、
海岸線から内陸に入ってくると、北海道らしい?直線が何度も..

路肩を示す矢印なんて九州ではお目にかかれない。
その後

羊蹄山の脇を通ったのは分かったのだが....
どこをどう通ったか全く分からず、なんとか返却時間の午後7時ちょうどにバイク屋に到着、ほぼ300kmの行程。
自分のバイクでも無く、フェリーや自走で北海道に入った訳でも無い、これで北海道を走ってきましたというには
ちょっとどうだろう?自分のバイクで広い北海道を回る予行演習くらいにはなったのだろうか?
いつかきっと北の大地を走ってやるぞ!
という決意をした一日でした。
翌日は友人の案内で札幌観光、買い物も十分楽しんで三泊四日の北海道旅行は終了。




Syake23さんありがとねm(_ _)m
しかし今回レンタルした、バルカンとか言うバイク
友人のバイクがHDなのでとりあえず同じようなアメリカンバイクということで借りたのだが...
それほど重く感じる訳では無く、取り回しもそれほど悪くないが、ハンドル幅が広すぎて路肩を抜けるには気を遣う、
すり抜けはほぼ無理、900ccもあるのにアクセルひねっても加速しない、コーナーではなかなかのスピードで曲がってくれるが、どこまで倒して良いのかフィードバックがほとんど無い、大きなウィンドウシールドが付いているのだが、風を巻き込んでウィンドウプロテクションは無いに等しい、最悪なのは座布団のようなシート、200kmを越えると尻が痛くなってどうしようも無い、これで300kmは限界だな。
足つきは非常にいいのでダンデムでゆっくり近場を回るのは良いのかもしれない。
まあバイクが悪い訳では無く、自分の選択ミス。

東本先生もこのようにおっしゃっているので...
次は自分のバイクで北海道だ!