こんなものに気がついてしまった!

今年8月で九州の広域農道は、ほとんど走覇したと思っていたのだが、うかつでした(>_<)
最初に完走したと思っていた地元の鹿児島県に未だ走っていない広域農道があるなんて!
大晦日は予定が入っているので、
年内に行けるのは29日・30日だけ ササッと準備をして翌朝種子島へ向け出発!

家から15分も走れば鹿児島港南埠頭

この年末の時期に予約無しだがなんとか乗船OK

開聞岳が見送ってくれます、種子島は初めて 天気も良さそうですが...

南に行くほど雲は厚くなり時々雨も....
天気が良ければきれいな海岸なのでしょうが大荒れです。

快適なはずのシーサイドラインも天気がこれではちょっと気分も乗りません。
しばらく海岸線を離れ、今回の主たる目的 中種子広域農道へと入ります。
中種子広域農道
国道58号の中種子町納官付近から同じ国道58号の南種子町中之上まで
細い種子島の中央を大きく回り込んで南下する約30kmの広域農道

種子島は平坦な島という先入観があったのですが、それは屋久島と比べての話!
実際は結構UpDownがあり、緩やかなカーブが多く楽しい道が多いのです。

サトウキビ畑の間を縫って走り抜ける広域農道、さとうきびロードといった感じの道。
この30kmの間、カブの前に走っていた車はほとんど無し!快走路を独り占めw
南種子広域農道
国道58号の南種子町中之上長谷交差点から島の西岸 県道588号の南種子町島間付近まで
中種子広域農道に直交する約5kmの広域農道
道の印象は、先程の中種子広域農道とほとんど変わらない。

島の西岸の県道588号へ入る下り坂から見える屋久島、天気が良ければ絶景かもしれない。
そのまま海岸線に沿って島の最南部を回ります、天気が良ければ最高のシーサイドラインでしょうなんでしょうが...
そして着いたところは、種子島の最南端 門倉岬。

昔ポルトガル船が漂着し火縄銃が伝わった所。

美しい海岸線が続きます。
↓種子島で外せない所へ続く

宇宙センター!ただ残念ながら宇宙科学技術館は年末のため閉館ww

それでもロケットを見たり

発射場を眺めたりして北上!

県道75号沿いにあるマングローブの群生、奄美大島の群生地に比べるとちょっと小さいようですが
それでも見応えあります。
そこからすぐ近くにある千座の岩屋(ちくらのいわや)

外からは分からないほどの洞窟があるはずなのですが...

既に潮が満ちてきており中に入ることは叶わず...
今日はこの近くにある南種子町のキャンプ場で幕営する予定だったのですが...
食料を買い込むために辺りを走り回っても店がありません(>_<)
結局店を探して県道75号を北上すること10km以上、中種子まで来てしまいました(^^;)
ここで雨も降り出し、この時点で幕営をあきらめ、ビジホか民宿に泊まることに変更。
結局 西之表の民宿に投宿。
今年のキャンプ納めにはならなかった(^^;)
食事は、民宿の女将さんのお薦めの小料理屋へ

魚匠 一条
西之表市東町23番地
これがまた種子島の魚を食べるならここ!っていうくらいの店(隣り合わせになった地元の人が言ってました)
生ビール+焼酎二合+刺身+揚げ物+焼き物+小鉢のセットで3200円くらい

刺身はこれで一人前?いったい何種類あるんでしょう?
だいたい、これだけでも二千円以上するだろ普通w

これがセット、焼き物なんて高級魚のシマアジですよシマアジ!
隣り合わせた地元のあんちゃんが、もっと大きい奴はもっとうまいなんて言ってましたが、十分ですハイ
二日目

投宿した民宿、子供が使っていたと言う子供部屋を改造した部屋しか空いていなかった。
素泊まりで3000円は微妙なところだが無理を言って泊めてもらったので文句は言えない。
朝8時に出発し種子島そして鹿児島最後の広域農道へ
西之表広域農道
西之表市西之表の県道75号から西之表市現和の県道75号へ抜ける全長約5kmの広域農道
種子島の道は市街地を除けば、国道も県道も町道・市道もそして広域農道もほとんど変わりがない
違いは交通量くらい、道幅も広く良く整備されているのでどこを走ってもバイク向きの快走路と言える。
広域農道を抜けるとなんか惹かれる名前の展望台の標識が目に付いたので行ってみます。

天女ヶ倉展望所(あまめがくら)なかなかの展望です。
この時期は風が抜けすぎてちょっと厳しいでしょうがテントサイトも併設されているようです。
その後、種子島の北端近くにある、浦田海岸

この海岸、沖縄並みの美しさです、暖かければ幕営しても良さそう。

途中で名もない海岸へ降りてみます、割と近いところに佐多岬などの大隅半島、遠くに開聞岳も見えていました。

島内をほぼ一周し西之表市街地へ帰ると、まだ10時半フェリーが午後2時ですから、
待ち時間の間に鉄砲館へ。
火縄銃や鉄砲関連の展示だけではなく、種子島の動植物、自然、歴史なども展示されていますが、
やはりここの売りは鉄砲の展示、ポルトガルから最初に渡った最初の鉄砲など貴重な銃器が展示されています。
そして午後2時フェリープリンセスわかさで鹿児島港へ

途中佐多岬や

開聞岳などの景色を楽しみながら鹿児島港に入港、無事帰宅となりました。
キャンプの準備はしていたのだが、中途半端な今年の走り納めとなりました。
ということで、来年もよろしくお願いします。
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