行き先は、天草・島原を走り倒します。
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今回は天草も回る予定のため、長島-蔵之元、口之津-鬼池間のフェリーを使って島原に入ります。
フェリーを二本使うとタイミング良く出港する時間に合わせるのが難しいのですが、しょうがありません。

朝5時に出れば、始発に間に合うのですが、今日の予定は300km程度なので、蔵之元午前10時発で余裕です。
このところの広域農道探求の成果か、広域農道と県道を繋いで最短時間で蔵之元港到着。


天気も少し雲があるものの上々です。
昨年天草を回った際、時間がなくて寄れなかった、二ヶ所の天主堂に寄り

津崎天主堂、畳敷きの珍しい天主堂です。

大江天主堂、このたたずまい素晴らしい、思わず見とれてしまった。

国道389号線を北上、これから渡る島原半島がきれいに見渡せます。
サンセットラインを呼ばれているが夕方でなくても十分美しい景色が楽しめます。
素直に海岸線を回ればいいものを、やはり広域農道は外すわけにはいかず、下島北部広域農道を使って本渡へ。
この農道、見通しは悪く景色は楽しめないが、ほとんど長い直線が無い、常にバイクをバンクさせておきたい向きには、お薦め。距離は短く15km程、10分程度で抜けられます。
本渡で昼食。
こちらでは有名らしい「海老の宮川」


宮川御膳(だったっけ?)看板メニューらしいが、量と味には満足だけど車エビ専門ならもう少し海老がほしかった~
そのまま、鬼池港へ向かって島原に向かってのいいのですが、本渡まで来たら、天草上島中央地区広域営農団地農道(長い名前)を外すわけにはいきません。
ループ橋を通って上島に渡り、農道に入ります。

常に海が見えているわけではありませんが、次々と右に八代海、左に島原湾が見えるポイントがあり飽きません。
道は、先ほどの下島北部広域農道とは正反対、長い直線と緩やかなコーナーの連続で、平均速度は多分三桁いきます。
約20km程の距離ですが、ほぼ20分程度で通過、満足です。
その後、農道とのギャップと後戻りするというテンションの低さから今一楽しめない中、
国道324号線を使って下島の鬼池港へ向かいます、R324シーサイドの見晴らしの良い道なのですけどね。

鬼池港、ちょっとレトロ風で良い感じです。
5分違いで乗船できず次の出港まで45分待ち、フェリー二本繋ぎはなかなかタイミングが難しい。

口之津港近くのスーパーで買い出しをして
キャンプ場へ直行する予定が、国道251号線があまりにも気持ちいいため、明日の予習も兼ねて、
雲仙グリーンロードの東側の区間を通ってキャンプ場に入ります。

橘湾の向こうに諫早・長崎が見渡せる。

島原半島広域農道(雲仙グリーンロード)ほぼ、島原半島を一周する広域農道ですが、
楽しいのは断然この東側の区間。交通量も少なく、スピードが乗り景色も良い。

今回のキャンプ場は休暇村雲仙の中にある、雲仙諏訪の池キャンプ場。
休暇村に併設されているキャンプ場は、温泉もしくは浴場が使え、料金もそれ程高くないためよく利用します。
ただ、夏休み中は、団体の利用が多いのが難点!今回も(T_T)

サクサクと設営し、至福の時間が始まる!

なんつあならん!(薩語訳:なんにも言えねぇ!)

久々の焚き火で、テンションを上げる予定が.....
熱い! もっと標高が高いと思っていて割には200mほど、この季節焚き火は止めておいた方が無難(^_^;)
↓続く
何時もの通りの二日酔いと、暑さ、隣の団体のバカ騒ぎで最悪の朝を迎える、至福の時間はどこへ行った?
気を取り直し、テントが乾くのを待って出発。
国道57号線から昨日走った雲仙グリーンロードを全線走破スタート!
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相変わらず国道57線から国道389号線の区間は素晴らしい、二日酔いも吹っ飛びます。
この雲仙グリーンロードちょうど南側の区間が途切れています、その間は県道209号線が繋いでいるのですが、
工事中で、農道の入口がわからずうろうろしていたところ、こんな案内表示が。

棚田100選にも選ばれているとのこと、ちょっと寄り道です。


棚田はこの季節が一番美しい。
ちょっと何度か道を間違って再度広域農道へ。
この区間のグリーンロードは、最初の間は、なかなか良いのだが、徐々に見通しも悪くなり、
島原市入る頃には、バイパスとして利用されているらしく、交通量も増えてくる。
東側の区間と比べるとちょっと消化不良気味(^_^;)
それを吹っ飛ばすのがまゆやまロード!

雲が無ければ、平成新山の素晴らしい景色がみえるのだが.....
まゆやまロードで島原市内をバイパスし、がまだすロードを経由して三度雲仙グリーンロードに入ります。
この北東から北側の区間は、国道251号のバイパスとして利用されており、交通量も幹線道路並み。
最初の間は、追い越し禁止区間でもないので、結構パスしていたのだが、そのうちきりがなくなり
延々と低速車の後をのろのろ、少なくとも制限速度で走って欲しいものです。
いつか、動画にしてUpしようかと思っていたのだが、却下!
早朝か深夜の交通量の少ない時間帯に走れば、そこそこ楽しい道かもしれない?
農道の終点、橘湾まで出たところで、今度は、農道の一つ山側の県道56号線で再度、島原市に戻ります。

この県道56号線、道幅は狭く、路面も荒れていて決して走りやすい道ではないだが、
交通量は皆無に近く、途中檜の間を抜けたりしてなかなか雰囲気があり、下の農道を通るよりよっぽどおもしろい。
56号線を終点の島原まで走るつもりが、ナビが途中で逆ギレして案内を止めたせいで、途中から一気に海岸線に出て、国道251号線へ。
(注:Garmin Nuviは、途中でルート探索ができないと、逆ギレして案内を放棄してしまうジョークのようなことをやる。)
標高300m近くから一気に海抜0mに下りてきたせいで、その暑さはどうしようもない、農道以上の交通量と気温に苦しみながら、道の駅「みずなし本陣ふかえ」で一息!

あまりの暑さに甘味をほとんど感じない。
一息ついたところで、猛暑の中、口之津港へ。
雲仙を離れ再び天草を目指します。

やはり雲仙はいい!
そして、昨日エラーのため撮り損なった、車載カメラでの動画撮影のため
再び天草上島中央地区広域営農団地農道へ。

草積峠から島原半島を望む

今のところ、自分の中では最高の広域農道かもしれない!
そのうち動画で紹介する予定?
その後、天草五橋を抜け

道の駅「不知火」で昼食

この時点でまだ、午後2時、直接帰るにはちょっと早すぎ。
もう広域農道を二本ほど繋いで帰ることに、ただし、暑さのため写真を撮る余裕なし(^_^;)
宇城市から八代市まで八代不知火広域農道、今は県道338号線として県に移管されていて本当の意味の広域農道とは言えませんが、ここも走破しなければなりません。
思っていたよりも交通量も少なく、走りやすい、最初は九州新幹線と併走できるのも楽しい。
そして、芦北ICまで高速の無料区間を走り、いつもの芦北広域農道で水俣まで、そこから県道を繋いで無事帰宅。
八代から鹿児島までほぼ下道を使って1時間半程度、こりゃ全線高速を使って人吉回りで帰るのとほとんど変わらない!
これだから、広域農道探索は止められない。