fc2ブログ
    11

    Unafreely ワンポールテント【追記有り】

    先月、SNSでふとある記事に目が止まった。

    それはシルナイロンのテントが2万円以下で買えるというもの。

    シルナイロンのテントと言えば、ヒルバーグに代表される軽く、加水分解しづらく、強度に優れるというのが特徴。
    ただお値段もそれなりで、ヒルバーグのソロ用でも軽く10万円を突破する高級品。
    おいそれと手が出るようなものでは無い...
    と思っていたのだがそのSNSの記事を見てみると2万円以下で購入でき、なかなか良さそうな感じである。

    そのテントとは、Unafreelyと言うメーカーのワンポールテント。
    タイトルなし
    メーカー名はユナフリーリィと呼ぶのだろうか?
    特別な製品名も無く、5-6人用 ワンポールテントとなっている。

    ワンポールテントは、Luxeのメガホーンを持っているのだが、これが少々嵩張ってバイクでのキャンプツーリングにはちょっと向かない。

    P2060019.jpg
    これはメガホーンII

    記事によると5-6人用とあるが、そこまで大きくなくコンパクトに収納できるようなので久々にテントをポチッてみた。
    一緒にハーフサイズのフットプリントとメッシュインナーも注文。

    IMG_0993.jpg
    Amazonから購入だが、ショップからの直送でさすがにAmazonの倉庫から出荷されるような梱包では無く、簡易的な梱包で到着。
    上がテント本体、下が一緒に購入したフットプリントとメッシュインナー。

    IMG_0994.jpg
    開けるとこんな感じ、上がテント本体、真ん中がメッシュインナー、下がフットプリント。

    IMG_0995_202305101515589bd.jpg
    テントはテント本体とポール・ペグそれに薪ストーブの煙突用のガードが付属する。
    説明書は日本語だがいい加減である。

    IMG_0996.jpg
    ペグはよくあるY字型のアルミ製で16本強風時には少し頼りない感じ、ガイロープはなかなかしっかりしている。
    ポールの収納袋もそうだがコードストッパーが付いておらず紐をくるくる巻いて手で結ばなければいけないので使いづらい。

    IMG_0997.jpg
    ポールは普通の5本継ぎ、直径4mにテントにしては少し頼りない。

    テント本体や付属品、フットプリント、メッシュインナーを全てモンベルのコンプレッションスタッフバッグのMに詰めてみた。

    IMG_0999_20230510151605027.jpg
    上がUnafureelyのテント下がLuxeのメガホーンII、重量は共に4kgくらい。
    Unafureelyのテントはポール込みメガホーンはポール・ペグは別。
    Unafureelyのテントの方が少しだけコンパクトだが、バイクでのキャンツーには少し大きい。

    IMG_1003.jpg
    それで今度はモンベルのコンプレッションスタッフバッグSだとこんな感じだが、ポールが飛び出して収まりが悪い。

    IMG_1020_2023051015352913d.jpg
    結局、モンベルのコンプレッションスタッフバッグSにテント本体とフットプリントを詰めて、ポールとインナー別々に持ち運ぶのがしっくりっくる。

    余談だがテントの収納には、モンベルのコンプレッションスタッフバッグが最適である。
    本来はシュラフや衣類用だと思うが、テントをきっちりと圧縮できとてもコンパクトになる。
    私は手持ちのテントは全てこいつに入れるようにしている。

    と言うわけで、連休初日近くの公園で試し張り。

    IMG_1023.jpg
    説明書では最初に8つの角をペグダウンするようになっているが、私は最初四隅をペグダウンしてポールを立ててから残りをペグダウンするようにしている。

    IMG_1025.jpg
    テントの頂上部分、ポールが当たる部分が特別補強されている訳では無い、そしてフックが二個S字型のフックはランタン用だろうが、もう一つの使い方が分からない?
    メッシュインナーにこのフックは合わなかった...

    IMG_1026.jpg
    ポールを立て全ての角にペグを打ち、ガイロープを張って完成。
    なかなかきれいなシルエットをしている。

    IMG_1029.jpg
    ファスナーは止水ファスナーだが間が空いている、強い雨だとちょっと心配である。
    生地の手触りはさすがにシルナイロン薄くコーティングの生地とは別物。
    縫製もしっかりしていて安物という感じはしない。

    耐水圧はカタログスペックでは3,000mm 代表的なシルナイロンのテントであるヒルバーグのテントの耐水圧5,500mmには及ばないがまあまあの数値。

    IMG_1028.jpg
    普通にペグダウンするとテントの裾は少し浮き気味、良くある普通のワンポールテントである。

    IMG_1030.jpg
    ただ、裾の少し上に一つループが付いている。

    IMG_1031.jpg
    これをペグダウンすることによって、裾が押さえられて隙間が少なくなるようになっている。

    IMG_1032.jpg
    このテントはスカートが付いていない代わりに、ペグダウンの方法を変えることによってテントの裾の隙間を無くす工夫がされている、冬場のキャンプには重宝しそうである。
    私はこの機能で購入を決めた。

    IMG_1033.jpg
    もう一つ冬場に重宝しそうなのがこの煙突用の窓、オプションでは無く最初から煙突ガードが付属している、薪ストーブを使用する人には良い選択かもしれない。

    IMG_1034.jpg
    換気用の窓は割と大きなものが二カ所、シルナイロンのテントは結露しやすいので効果はどうだろうか?

    IMG_1035.jpg
    Amazonでは5-6人用となっているが、それはちょっと無理そう、せいぜい2-3人までだろう。

    IMG_1036.jpg
    八角形のパネルのうち半分を広げることが出来るので出入りも楽だし風通しも良い。
    メガホーンよりこれは優れている。

    IMG_1037.jpg
    ハーフサイズのフットプリントを入れてみた、半分あれば十分だろう。

    IMG_1038.jpg
    ついでに購入したメッシュインナー、これがあると特別暖かいと言うわけでも無し虫の多い場所以外では必要性を感じないが、あるとちょっと安心感が増すんだよね~
    まぁ嵩張るので荷物の量によって使うかどうか考えれば良い。

    IMG_1040.jpg
    テントの試し張りが終わったところで、テントを見ながら昼食。

    IMG_1039.jpg
    デイキャンプのつもりでテントの中で昼寝でもしようかと思っていたのだが、中はサウナ状態www
    このままキャンプ出来れば良いのだが、この公園キャンプに絶好のロケーションにも関わらずキャンプ禁止なのである(^_^;)

    IMG_1041.jpg
    と言うわけで、海を見ながらしばしの間チェアリング。

    帰ってからシルナイロンのテントを探してみると、結構リーズナブルな価格でいろいろと販売されている。
    キャンプブームのお陰でC国のメーカーがどんどんキャンプ用品をリリースしているせいか、いろいろなアイテムが安くそれもなかなか良い物が入手できるようになっているようである。
    これもキャンプブームのメリットの一つだろうか?

    【追記】
    記事を上げてからまたこのテントの事を調べていると、新しい事実が発覚した_Orz
    このテント確かにシルナイロン製だが、それは表面だけで裏面は通常のPUコーティングらしい...
    とすると、裏面は加水分解に強いとは言えなくなってくる(T_T)
    まぁ値段も値段なのでこれはこれで納得するしか無い(^_^;)


    6 Comments

    honeG  

    ご無沙汰してます(汗)

    シルナイロンの幕は基本加水分離があまりなくサラッとした生地で良いですよね(^^)

    一時期はシルナイロンは高級品みたいな感じがあったのですがさすがは中華製品、
    お値段下がりましたよね、TC素材にしても中華製品は日本のメーカーに比べたら
    ありえないお値段(◎_◎;)

    中華製シルナイロンの幕も同じですね、でも考え方ひとつで中華製品と割り切れば問題なく使える製品が最近は多いですよね。

    ここ最近、思うに楽しく快適にキャンプ出来たらどこの国で製造したかは関係ないんですよね、キャンプが楽しかったらすべてよしって事なんですよね。

    そう思えば、良い時代になったと最近思います。

    2023/05/11 (Thu) 21:44 | EDIT | REPLY |   

    とり天  

    (*'▽')

    こんにちは!ブログはちょいちょいのぞいてました。
    諸事情で走れない日々だったみたいですが、DIYがスゴ!
    そして新しいテントですね~♪
    私は結局去年買ったけどいろいろあってキャンプもできませんでした。
    が、GWとその前に鹿児島に帰省したり最南端にいったんですよ~
    本当は栗野岳でキャンプする予定だったのだけど、
    55マイルさんもごったがえすと聞いて、雨予報もあり
    志布志の宿にいきました。
    結局晴れたんだけど!
    あした隊長がいよいよ還暦なのでルーツに行ってきたわけです。
    お忙しいと思いますがご自愛くださいね(*'▽')
    鹿児島にいったのでご挨拶でしたー!

    2023/05/12 (Fri) 10:56 | EDIT | REPLY |   

    ganmodoki  

    Re: タイトルなし

    honeGさん

    あの手触りと張り姿の良さはやはりシルナイロンだと思います。
    結露しやすいのと汚れやすいのが難点ですが...

    このキャンプブームでキャンプ道具が種類も増え、価格も下がっていますね
    スノピなどの有名メーカーで無ければ、入手しやすくなりました。

    私はキャンプブームをあまり良く思っていなかったのですが、この点はメリットでしょうか?

    キャンプ場も増えてきましたが、有名キャンプ場の混雑が少なくなってくれればと思ってます。

    2023/05/12 (Fri) 16:46 | EDIT | REPLY |   

    ganmodoki  

    Re: (*'▽')

    とり天さん

    とり天さんのYouTubeでご帰郷されたのは知ってました。
    本編を楽しみにしています。


    GW中は天気があまり良くなかったですからね~
    お疲れ様でした。

    次は是非55マイルでキャンプしましょう、オーナーには許可取ってます(^_^)v


    20日から久々にムルティで久住にキャンツーに出かける予定にしてます。
    カボス城のすぐ横も通るかもしれません、偶然あえるかもしれませんね?

    ただ、今のところ雨予報(T_T)

    2023/05/12 (Fri) 16:51 | EDIT | REPLY |   

    むらさん  

    テント

    一人なのに何故だか増えちゃいますよね(笑)

    自分は去年辺りからTC生地のテントを二個増量

    今回の蒜山春キャンプでビニールテントよりもTCテントのほうが

    結露を生地が吸うことで結露が少ないし、

    乾くのもTC生地のほうが圧倒的に早いと言うことを学びました

    2023/05/17 (Wed) 07:09 | EDIT | REPLY |   

    ganmodoki  

    Re: タイトルなし

    むらさん

    キャンプやってるといつの間にかテントが増えてしまいます(^_^;)
    一回のキャンプで一つしか張れないのに...

    TCテント、近年流行ってますよね?
    私も少し触手が延びましたが、少々重いのと濡れたら撤収が大変そうで二の足を踏んでます。
    使ってみるとそうでも無いのでしょうけど...

    2023/05/19 (Fri) 14:45 | EDIT | REPLY |   

    Leave a comment